top of page

 2013.8.25 iTeachers Special Live Event

「iTeachersカンファレンス 2013 Summer 〜 iPad×教育の先駆者たちが集結 〜」

2013年8月25日(日)小雨の降る中、会場となった飯田橋の大塚商会ホールには100名近くの方々が参加。タイトルに“iTeachers”と冠した初めてのイベントでしたが、5時間に渡って笑いと興奮の絶えない熱気あふれる会となりました。また会場には多くのメディアの方にもお越し頂き、iTeachersの取り組みを広く知って頂く機会となりました。

Opening Session : オープニングトーク

  小池  幸司 先生(俊英館)× 中村  純一 先生(佐賀市立大和中学校)
  「iTeachersとは? 〜発足の経緯と3つのコンセプト〜」

イベント開催に先立ち、iTeachersの活動コンセプトを紹介。イベント総合司会である俊英館の小池先生と佐賀市立大和中学校の中村先生との息のあった掛け合いで、iTeachersが発足するきっかけとなった"15の夜"のエピソードや、チームとしてめざす新しい学びへの想いを語りました。

Session 01 : プレゼンテーション①

(1) 岩居  弘樹 先生 (大阪大学)
  「話して演じて振り返る 〜iPadが支える外国語アクティブラーニング」

iPadを使った岩居先生のドイツ語の授業実践。その最新事例を紹介。4月のAppleStoreで紹介された内容に加え、2013年度より始めた新たな手法やその効果を学生からの声を交えながらレポート。また教育科学者スガタ・ミトラの言葉を紹介するなど、これからの先生たちに求められる役割を考えさせられる深いプレゼンに惹き付けられました。

この春からスタートした中村先生のiPad導入エピソード。ICT先進県のイメージが強い佐賀県にあって“アンフューチャースクール”だという所属校の現状。その中にあって自ら購入した6台のiPadで行った実践報告は多くの先生たちに勇気を与える内容でした。また芸人顔負けの軽妙なトークは、笑いとともに共感をもたらしてくれました。

(2) 中村  純一 先生 (佐賀市立大和中学校)
  「中学生 meet 6iPad 〜中学校現場における導入期での発見と気づき〜」

Session 02 : プレゼンテーション②

(3) 山本  恭輔 さん (千葉県立千葉高等学校1年)
  「現役高校生 × ICT」

iTeachersではおなじみスーパー高校生こと山本恭輔くんのスペシャルプレゼン。ふだんの高校生活の中におけるICT活用事例を紹介に加え、昨今ニュースでとりだたされている情報モラルの問題に対する原因と対策を提言。またこの夏に経験した無人島での生活を通じて得た気づきを、大人顔負けのプレゼンで紹介してくれました。

世界で初めて手術室にiPadを持ち込み、ICTを活用することで医療現場に変革をもたらしてきた杉本先生。「医領解放」をスローガンにした“Team医療3.0”を発足し、チームとしてムーブメントを起こしてきたエピソードは、これからの教育現場に必要なもの、iTeachersとしての今後の方向性を指し示してくれているかのようでした。

(4) 杉本  真樹 先生 (神戸大学 / 医師・医学博士)
  「医療教育 × 医療現場 × ICT」

人気Podcast番組「AppleCLIP」の中の教育向けコーナー“Teacher's CLIP”をライブ形式にしたトークセッション。「教育×ICT」に「家庭」というテーマをまじえながら、父親・母親目線でふだん感じていることや悩み、学校に対する期待を語り合いました。

  栗谷  幸助 先生(デジタルハリウッド)
     神谷  加代 さん(主婦ライター)

Session 03 : トークセッション

丸山  義夫 さん(大塚商会)
小池  幸司 先生(俊英館)
×
(5) 「Teacher's CLIP Live」

Session 04 : プレゼンテーション③

(6) 小酒井  正和 先生(玉川大学)・ 北見  紫織 さん(同大学4年)
  「経営工学 × ICT 〜答えのないセカイのキャリア教育〜」

iTeachersイベントへは初の登壇となった小酒井先生、なんとゼミ生の北見さんとタッグを組んでの師弟プレゼン。ユーモアを交えつつも、教育の本質に迫るような熱い問いかけを小酒井先生がする一方、北見さんは現役大学生ならではの飾り気のない言葉でプレゼン。互いの個性と本音がぶつかりあうユニークな対決(!?)となりました。

2012年度から中学生にiPad一人1台環境を実現した広尾学園。その変革の立役者である金子先生は、これからの教育におけるデジタルの必要性を知る一方、アナログの重要性も熟知。この夏、コンセント1つない山奥で暮らしたエピソードを紹介し、学校現場における「デジタルとアナログの融合」というテーマを熱く語って頂きました。

(7) 金子  暁 先生 (広尾学園中学校・高等学校)
  「デジタルネイティブが日本の学校を変える」

Closing Session : クロージングトーク

  小池  幸司 先生(俊英館)× 中村  純一 先生(佐賀市立大和中学校)
  「これからの教育 × ICT」

各セッションにおけるさまざまな実践発表やプレゼンテーション。その根底にある教育現場へのICT導入の意義。そしてカンファレンスを通じて得た気づきやノウハウを、自らの教育現場に持ち帰って実践していくことの大切さをあらためて確認。スピーカーとオーディエンスが一体となって過ごした貴重な時間にあらためて感謝しました。

■ iTeachers カンファレンス 2013 Summer @東京水道橋 2013/08/25 - Togetter
 

 

■ 大阪大学がiPadで語学学習、「発音の個別指導」を講義で実現 - TechTargetジャパン スマートモバイル
 

 

■ もし“普通の公立中学”がiPadで英語授業を始めたら - TechTargetジャパン スマートモバイル
 

 

■「iTeachers 」のiPad活用事例発表に熱気 | ICT教育ニュース
 

 

■ 主婦もゆく iPad一人歩記:「iTeachersカンファレンス 2013 Summer」に行って来ました(前編)
 

 

■ 主婦もゆく iPad一人歩記:「iTeachersカンファレンス 2013 Summer」に行って来ました(後編)
 

 

■ iTeachersには愛がある!!|越境教師みこりんのブログ よく学び!よく遊ぼう♪|Ameba (アメーバ)
 

 

■ デジタルネイティブ | ソーシャルサラリーマン
 

bottom of page