iTeachers
教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム
Session 01 : プレゼンテーション① : ICTを活用した教育の最前線
(1) 永野 直 先生 (袖ヶ浦高等学校)
「デジタルネイティブたちとどう学ぶか
〜10年後の『普通の学校』をめざして〜」
2011年に県立高校の先駆けとしてiPad一人1台環境を実現した袖ヶ浦高校情報コミュニケーション科。その集大成とも言える今年度の最新状況を永野先生がレポート。導入3年目として改善や改良を加えながらも、ICT活用の本質については決してブレることのない地に足のついた実践。「わが子を預けたい」そう思わせてくれる永野先生のプレゼンでした。

赴任してわずか半年あまり。80数台のiPadを導入してこの2学期から始めた授業実践の様子を紹介。総合学習の時間に校外学習で街の人にインタビューする子どもたちの姿など、写真や動画で見る児童たちの表情が一様にイキイキとしていたのが印象的でした。「授業で子どもたちに笑顔を届けたい」、そんな片山先生の想いがひしひしと伝わってきました。
(2) 片山 敏郎 先生 (新潟大学教育学部附属新潟小学校)
「『タブレット端末』が授業を変える!
〜 探究心・協同的学びを生み出す学習ツールとしての可能性〜」

Session 02 : プレゼンテーション② : ICTで変わる“新しい学び”のアイデア
□ 田熊 友貴 さん (青山学院大学3年)
授業の内外で日常的にICTを活用している現役大学生の視点から、情報を得ることとアイデアを生み出すことのちがいなど、ICTの意義や課題を問題提起してくれました。
■ 小酒井 正和 先生 (玉川大学)
社会に出て役に立つ力を育むことに情熱を注ぐ小酒井先生。徒弟制にSNSを組み合わせた「ホウレンソウ」の仕方など小酒井ゼミならではのICT活用法を披露されました。


2人の子をもつ主婦でありながらブロガー兼ライター。そんな神谷さんならではの「校内デジタル素材ギャラリー」という斬新なアイデアを紹介してくださいました。
■ 神谷 加代 さん (主婦ライター / ブロガー)
Appleが大好きでiOSアプリの開発までをこなす高校生。携帯利用が禁止の学校に対し、建設的かつ巧妙に校則の緩和を求める素晴らしいプレゼンテーションを見せてくれました。
□ 松本 響希 さん (桐蔭学園中等教育学校5年)


「ビジョン」ではなく「妄想」が現実を変えた。広尾学園で最先端の教育を実現した金子先生。いまの教育に不足している、とても重要なことを教えて 頂きました。
■ 金子 暁 先生 (広尾学園中学校・高等学校)
中1から学園生活でiPadを活用している渡辺さん。SNSの利用に向けて、生徒、保護者、学校の三者における信頼関係を問う、大人顔負けの本質をついたプレゼンでした。
□ 渡辺 康太 さん (広尾学園中学校2年)


Session 03 : トークセッション : iTeachers × iStudents ココが聞きたい!
モデレーター :
栗谷 幸助 先生(デジタルハリウッド)
小池 幸司 先生(俊英館 / 教育ICTコンサルタント)
ラストは登壇者全員によるトークセッション。iTeachersからiStudents、iStudentsからiTeachersへの質問に、それぞれ本音(!?)で答えてもらいました。こうして教師、学生、保護者が一緒になって教育ICTを考えることのできる場をもっと増やしていきたいですね。
